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11月の記念日「いい○○の日」はなにがある?

11月の記念日「いい○○の日」はなにがある?
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11月は旧暦では霜月、12月の師走をいれて今年もあと2か月。

…あと2か月と聞いただけで急にあわただしくなったような、せかされているような気持ちになりませんか?

11月は1年の締めくくりである12月・師走の存在の大きさに隠れ、なんとなく過ごして12月へ向かう通過点のような月ですが、実は11月は記念日「いい○○の日」がとてもたくさんある月なのです。

11月を語呂合わせで「いい」と読み「いい○○の日」もたくさんあります。

その上、11月11日は、1年で2番目に記念日が多い日と言われているのです。

また、11月はまだまだ秋。

食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋と、秋を形容する言葉もたくさんあります。

このように、11月は記念日も「いい○○の日」もたくさんあり、秋の形容詞もたくさん兼ね備えた「いい月」なのです。

 

11月の記念日「いい○○の日」はなにがある?

まず11月の記念日から見ると、いろいろな日があることが分かります。

記念日や「いい○○の日」から、日々の暮らしや食べ物もなどの、季節や旬を知ることもできて楽しくなりますね。

 

11月の記念日

  • 11月1日…計量記念日、「キティちゃん」の誕生日、すしの日、犬の日
  • 11月2日…書道の日・習字の日、リジョブの日(いい縁につながる日)、タイツの日
  • 11月3日…文化の日、みかんの日、サンドウィッチの日
  • 11月4日…ユネスコ憲章記念日、かき揚げの日、
  • 11月5日…津波防災の日、ごまの日、おいしいあなごの日、縁結びの日
  • 11月6日…戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー、お見合い記念日
  • 11月7日…立冬、ココアの日、腸温活の日、夜なきうどんの日

と続いていきます。

祭日は3日の「文化の日」と23日の「勤労感謝の日」で、季節を表す暦の7日が「立冬」、22日が「小雪」、そして15日は年中行事である「七五三」があります。

次は「いい○○の日」です。

 

11月の「いい○○の日」

  • 11月1日…いい姿勢の日
  • 11月3日…いいレザーの日、いいお産の日
  • 11月4日…いいよの日
  • 11月5日…いい男の日、いいりんごの日、いい酵母の日
  • 11月6日…いい女の日、いいおなかの日
  • 11月8日…いい歯の日、いい肌の日

調べると「いい○○の日」だけで30個くらいあります。

その理由は「いい○○の日」とした方が「○○の日」よりも、もっと上質に、もっと記念日らしくなるということのようです。

ですから、これからもっと「いい○○の日」は増えていくと思われています。

そして、1年で2番目に記念日が多いとも言われている11月11日。

 

11月11日の記念日

  • いい出会いの日
  • 恋人たちの日
  • 介護の日
  • サッカーの日
  • サムライの日
  • ポッキー&プリッツの日
  • 宝石の日

11月11日は「ゾロ目」ということで記念日が多いそうで、45個くらいあります。

「ゾロ目」とは222とか3333とか同じ数字が並んでいることで、「ゾロ目」を見ると縁起が良いとか、よいことがあると聞いたことがある人も多いはず。

また「ゾロ目」は天使からのメッセージで「エンジェルナンバー」と呼ばれていることも。

私も見かけた車のナンバーが「555」とか「8888」だったら…、ふと見た時計の時刻が「11:11」だったりしたら、ラッキーよいことあるかも!…なんて思います。

11月11日、ゾロ目が4個も並ぶ日は11月11日だけ。

だから、とてもよい日と思われているのですね。

そして、11月には「トイレの日」が、日本だけでなく世界にもあるのです。

 

11月10日は「トイレの日」で19日は「世界トイレの日」

なぜ11月に日本と世界で「トイレの日」があるのでしょうか?

11月10日の「トイレの日」は、日本トイレ協会が1986年に開催した第一回「トイレシンポジウム」で、11(いい)10(トイレ)の日という語呂合わせで制定しました。

また11月19日の「世界トイレの日」はトイレに関する問題を世界のみんなで考え少しでも改善していくためにと、国連が2013年に制定したそうです。

11月は日本でも世界でも、トイレについて考える月なのですね。

そして「トイレ」と聞いて連想する事は2つ。

それは「トイレの神様」と「トイレ掃除で成功した有名人の話」…ではないでしょうか。

 

トイレの神様

トイレの神様…植村花菜さんの歌もとてもヒットしましたね。

トイレにはこんな神様がいると言われています。

  • 烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)
  • 福の神(ふくのかみ)

烏枢沙摩明王は炎の神様で「この世の一切の汚れを焼きつくす、烈火で不浄を清浄とする」力があるそうです。

トイレは古くから悪い霊がいるとも考えられてきたので、烏枢沙摩明王の炎の力で邪気を焼き払うと言われています。

福の神は、家を建てたときに様々な神様がやってきて家を守ってくれるそうですが、福がたくさん入った袋を抱えてやってきてくれるので、その歩みがゆっくりでいつも一番最後になって残っているのはトイレだけ。

だから福の神のいる場所はトイレだと言われているそうです。

その福の神のご利益は福をもたらし、その家を繫栄させること。

トイレに神様がいてくださるのは、とても心強くて頼もしいですね。

 

トイレ掃除で成功した有名人

トイレ掃除で成功したと言われている有名人の方は

  • ビートたけしさん
  • 和田アキ子さん
  • タモリさん

 松下幸之助さん(パナソニック創業者)、本田総一郎さん(ホンダ創業者)さん、他にもたくさんの方々がいらっしゃいます。

 その中でも、ビートたけしさんの話は有名ですね。

「自分は人より才能があるとは思えない。一つだけ思い当たるとしたら、トイレ掃除だろう」と。

こんな謙虚な事を言われると「才能がある人ってどんな人?」と逆に尋ねたくなってしまいます。

若いころ師匠に「トイレをきれいに掃除しろ」と言われてからずっとトイレ掃除をしてきたそうです。

仕事をしていると、頑張っているのに結果に結びつかない、思わぬところでミスってしまった、早く終わらせようと焦るほどうまくいかない、自分の努力が評価されていない…そう感じることはありませんか?

特に芸能人の方は、まわりの評価に左右されるところが多く、その中で結果を出していくということはとても大変なこと。

また一瞬輝いても、いつの間にか消えてしまう人達もいる中で、ずっと輝き続けるのはもっと大変。

やはりトイレ掃除をして、トイレの神様に愛され、味方され、みんなの支持や共感を得られたのでしょうか。

 

トイレそうじのご利益

トイレそうじのご利益として、こんな話を聞いたことがありませんか?

  • 成功した人はトイレそうじをしている
  • トイレそうじをするとお金が入ってくる

実は11月10日は私の誕生日なのです。

「トイレの日」と知った時は、どうして10日なの?と、とてもショックで他人には絶対言いたくない、知られたくないと思ったほどです。

語呂合わせで「トイレの日」となったと知っても、10月10日の方が(トイレ)と読めるよね?!とか、1日ちがいの11日だったら、「いい出会いの日」や「恋人たちの日」とか素敵な日がたくさんあるのにと羨んだりしました。

だから、トイレ掃除で成功した有名人の話を知ってとても驚きました。

それに、よく考えるとトイレはどこに行っても、何をしていても、いつであっても、無くてはならない物。

人が一生に使うトイレの回数は20万回とも言われるほど、トイレはとても大切な設備であり、場所なのです。

もし自分の家のトイレが汚れていたら、ゆっくりくつろいでトイレに入っていられますか?

それが公共の場所だったら、別のトイレを探しませんか?

もし自分が汚してしまったら、次の人の視線が気になったり、たとえ次の人がいなくても自分の心にずっと引っかかっていたり。

臭い物にふたをする…という言葉があります。

都合の悪いことなどを他にもれないように一時しのぎに隠そうとする、根本的な解決をはからずに一時しのぎの手段で他人に知られないようにすること。

他人はごまかせても自分はごまかせない、他人は知らなくても自分は知っている。

どんなに臭い物にふたをしても、自分の目に、心にふたをすることはできないのです。

それに、トイレ掃除で成功したら、トイレもきれいになって一石二鳥じゃない!とトイレ掃除をするようになりました。

「ありがとう」と感謝しながら、ピカピカに!と。

すると前の自分より今の自分を、だんだん好きなっていきました。

…次の人が気持ちよく使えますようと…と小さな社会貢献…すると、もっと自分を好きになれました。

また続けることで、自分を「好き」の気持ちが「自信」に変わっていきます。

もしかしたら、トイレそうじが一番やりやすい小さな社会貢献かもしれません。

例えば、席を譲ろうと思っても人の目が気になったり、断られたらどうしようと思ったり、ゴミを拾おうと思っても、近くにゴミ箱ががなかったり。

それに、トイレ掃除ならだれも見ていませんし、断られることも、そのやり方をいろいろ言われることもありませんから。

けれども、だれも知らなくても自分がしたことは、自分が一番よく知っています。

 

11月の記念日「いい○○の日」はなにがある?:まとめ

11月は1年の締めくくりである12月・師走の存在の大きさに隠れ、見過ごしてしまいがちな月ですが、11月は記念日が、たくさんの「いい○○の日」がある「いい月」なのです。

コロナ禍で仕事を失った人、体調を崩した人、いろいろ大変だった人も「いいよ」と自分に優しく、今から、ここから。

今までの努力が実を結んだ人は、さらなる飛躍を。

11月の記念日、「いい○○の日」にあやかって、「いい出会い」を「いいえがお」で、どんどん「いい日」「いい月」「いい年」にしていきましょう!!