2024年パリオリンピックも、17日間の日程があっという間に終わってしまいました。
7月26日盛夏に開幕したこのオリンピックのそれぞれの競技にドラマがありました。
普段は決して味わえないような熱い胸に感動をもらい、目に心にそのシーンを焼き付けている方も多いでしょう。
その中でも、フェンシング女子の強さに驚いている方も多いのではないでしょうか?
サーブル団体とフルーレ団体で、銅メダルという快挙!
フェンシング女子の日本代表メンバーは、どのような人達なのでしょうか?
フェンシングはフランスで発祥したスポーツ競技です。
そのパリオリンピックで銅メダル2個。
この快挙を成し遂げた、フェンシング女子日本代表のメンバーは?
そして、その銅メダルをさらに輝かせているのが、フェンシング女子日本代表のメンバーの可愛さです。
フェンシング女子の日本代表メンバーを、そして可愛さの秘訣もご紹介します。
フェンシング女子日本代表メンバー初めてのメダル獲得!その可愛さでさらに輝いた人は…
日本フェンシング協会によると、2022年の日本フェンシング競技人口は約6,400人です。
世界的には競技人口はの多いスポーツと言われ、フランスでは約60,000日本はその10分の1。
日本ではフェンシングは競技人口が少なく、マイナー競技と言われています。
しかし、今回のパリオリンピックで女子は、フルーレ団体とサーブル団体の2個の銅メダルを獲得しました。
世界を驚かせたのはその実力だけではなく、その可愛らしさでも世界中の人を魅了をしていました。
1.日本選手団の旗手を務めた江村美咲選手
パリオリンピックの開会式でセーヌ川で船に乗り、パリを横断するパレードで日本選手団の旗手を務めたのは、フェンシング女子の江村美咲選手でした。
この時1メートル70センチの長身に金髪で、フランス美人?かと思われた方もいるのではないでしょうか。
江村美咲選手は外見の華やかさだけではなく、実は大変な実力の持ち主なのです。
2017年のアジア選手権で個人で銅メダルを獲得し、同年8月のユニバーシアード夏季大会で個人で銅メダル、団体で金メダルを獲得しました。
2019年の全日本選手権でも優勝し2連覇、2020年ワールドカップで個人で銅メダルを獲得し、東京オリンピックの日本代表に決定しました。
2021年東京オリンピックでは個人戦は2回戦で敗戦して13位、団体では日本女子最高の5位に入賞しています。
日本選手として初めて世界選手権では2連覇を果たしたほか、今年3月のワールドカップでは準優勝、また世界ランキングでも1位になるなど、日本サーブル女子のエースなのです。
パリオリンピックでは、今度こそ金メダルをと、その活躍が期待されていました。
ですから、個人戦での3回戦敗退はたいへん無念で悔しかったと思います。
世界ランキングで格下の相手に一方的に敗れる…というまさかの展開…
これも「金メダル」へのプレッシャーかもしれません。
そこから気持ちを切り替えて、団体戦に挑んだのです。
江村選手の不調は仲間が支え、格上との対戦を凌ぎ3位決定戦まで進んだのです。
相手は世界ランキング1位の王者フランスでした。
仲間がポイントを取り返しリードを守り、江村選手に最後を託しました。
下がって取られるくらいなら…と果敢に攻め、最後は得意のロングアタックで勝利を勝ち取りました。
個人戦での無念さ…自分に対する不安…迷い…
最後の渾身ロングアタックが、全て払拭したのではないでしょうか?
またフェンシングの実力だけではありません。
2023年ミス日本特別賞を受賞しています。
この【特別賞 和田静郎特別顕彰ミス日本】とは、ミス日本コンテスト大会への応募に関わらず、美と健康の素晴らしい資質を持った女性のさらなる活躍を応援するという願いを込めた、将来性ある女性1名に送られる特別栄誉賞ということです。
歴代の受賞者は、2015年は新体操の畠山愛理さん、2019年は冒険家の南谷真鈴さん、2021年は空手の清水希容さんが受賞しています。
2024年5月28日には、DIORからスポーツアンバサダーに任命されています。
フェンシングだけではなく、ファッションでもますます輝いていく江村美咲選手でしょう。
表彰台での笑顔は、可愛らしく銅メダルよりも輝いていました。
そして、あのロングアタックを決めた美しい姿勢は、目に焼き付いて離れそうにありません。
2.才色兼備でお菓子作りが趣味の宮脇花輪選手
フェンシング女子フルーレ団体の日本代表メンバーの可愛さに、驚かれた方もたくさんいるのではないでしょうか?
その中でも宮脇花輪選手の知的で可憐な可愛さに、魅了された方も多いでしょう。
宮脇花輪選手はとても多才な方です。
東洋英和女学院から慶應義塾女子高校へ、そして慶応義塾大学経済学部に進学した理数系が得意のリケジョなのです。
お姉さんの影響で5歳の時にフェンシングと出会い、小学校4年生の時には全国大会で優勝しています。
小学校5年生からは国際大会にも出場し、2014年にはジュニアワールドカップで3位入賞、2016年にはジュニアワールドカップで優勝…と早くから日本のフェンシング界のホープでした。
2018年ジャカルタ・パレンパンアジア競技大会のフルーレ団体選で金メダル獲得、2019年には国内ランキングで1位になりました。
このような実績を見ると素晴らしいのですが、オリンピックには縁がなかったのです。
リオオリンピックも、東京オリンピックも落選しました。
社会に出てキャリアを積んでいる友人と比べて、自分の進路に悩んだこともあったと言います。
しかし、このパリ五輪で今までの迷い、苦悩、努力、夢へのあきらめない強い想いが全て叶った結果となったのではないでしょうか?
銅メダルの表彰台での無邪気な可愛い笑顔に、感動した方も多いと思います。
記者会見で「競技人生22年間の思いが詰まったメダル。世界で一番重い」と話されていました。
オリンピックの五輪はとても遠いと、感じられた時期が長かったかもしれません。
しかし、名前に「輪」が付いていることからも、五輪には本当はとても縁がある方だったのです。
あきらめなかったからこそ、3度目の挑戦で日本代表メンバーを勝ち取りました。
そして、フェンシング発祥の地であるパリオリンピックで、見事に大輪の花を咲かせたのです。
宮脇花輪選手は東洋英和女学院から慶應義塾女子高校へ、そして慶応義塾大学経済学部に進学した文武両道の才女です。
しかし文武両道だけではなく、お菓子作りの趣味を持ち、高校1年からはドラム演奏を始めたり…と多趣味でもあります。
2017年に発売された「ももいろクローバーZ」のシングル「BLAST!」のMVにもアスリートの一人として出演しました。
2022年にはパリ5輪への活動費のためにと「クイズあなたは小学5年生より賢いの?」に出演し、見事300万円を獲得したという、頭脳はもちろん冷静さも、ハートの強さも最強です。
これからは、フェンシング以外の趣味においてもその実力を発揮して活躍の幅を広げ、さらに輝く女性となるでしょう。
フェンシング女子日本代表メンバー初めてのメダル獲得!可愛さでさらに輝く!!:まとめ
フェンシング女子日本代表メンバーは、初めてのフルーレ団体とサーブル団体で2個の銅メダルを獲得しました。
またその可愛いさでも、世界中の人を魅了しました。
その可愛さは、自分自身と向き合い、苦しさやつらさ…大きな壁を乗り越えたからこそ自分の内側からあふれ出る可愛さなのです。
自分への自信が、凛とした可愛さになりメダル以上に輝いていたのだと思います。
フェンシング女子日本代表メンバーの活躍に、フェンシングに関心を持たれた方、フェンシングをやってみたい…と思った子供たちもたくさんいることでしょう。
これからの日本のフェンシング界の活躍がますます楽しみです。
江村美咲選手、宮脇花輪選手はフェンシングはもちろん多方面に活躍され、その笑顔はさらに可愛く大輪の花を咲かせることでしょう。